今週末第三土曜日は、毎月行く「骨董市」が行われるので、今は準備に余念がない。
というのも、ここからその骨董市の開催地までは、少々離れているので、前日から実家へ泊り込み、翌日早朝から出掛けるのがいつものパターンだ。
なにせ開催地から実家までは目と鼻の先。これを使わない手はないのだ♪
わざわざ実家なぞに泊まらなくとも・・・とも思われるであろうが、ここから当日、直接現場へ向かうとすれば、着くのはおそらくお昼前後になってしまう。
そうすると、”掘り出し物”を探し当てる率は、極めて低くなってしまうのだ。
「いいレトロものをゲトしたいのなら早朝から行くべし☆」
これ、骨董市での鉄則。
・・・まぁ、遅く行けば行ったで、今度は「オマケしてくれる率」がアプしたりとかもするんだけどね。
しかしながら此処の所、めっきり”ほしいもの”が出てこなくなった。
・・・というか、自身の「掘り出し物探知機レーダー(笑)」が作動しなくなった、とでも言おうか。
以前は視覚や聴覚など、全ての感覚をも研ぎ澄ませ、古い物がゴチャゴチャ詰まれた山の中から、素敵なレトロものを探り当てたものだが、最近それがない。
何故か、考えてみる。・・・と、以前はそれがあって、今欠けているものがあることが分かった。
物欲だ。
一頃前は私は物欲の権化だった。塊だった。
それこそ毎月骨董市に骨董店巡り、はてはフリマをはしごの、締めはリサイクルショップと、ありとあらゆるトコロでレトロ探しに精を出していた。
物欲があるから、いいものも見つかる訳だ。
今は、それが少しかったるい。行っていいのがあったらイイナ~、の程度である。
原因も分かる。チビが生まれてからだ。
幼児がいると、どうしてもレトロ探しどころではなくなる。
・・・不思議にそれと同時にあれほどあった物欲すらも無くなってしまったようだ。
環境に大きな変化が生じた場合、それに応じてメンタルな部分もその状況に合わせるように変化していくようなのだ。
つくづく人間は都合よく出来ている。
*今日の「レトロもの」紹介は、”夢見るバレリーナオルゴール”です。
オルゴールのゼンマイを回して、バレリーナをステージの上に乗せると、曲に合わせるかのように、クルクルと素敵な踊りを見せてくれます。
このバレリーナオルゴールは「宝石箱タイプ」が主に一般的で尚且つ人気もありますが、このグランドピアノ型もなかなか味があって気に入っています。
私がずっと小さい頃、近所にその宝石箱タイプのバレリーナオルゴールを持っている女の子がいたのですが、なかなかケチな子で(爆)、渋って全然見せてくれなかったのですが、それをようやく頼み込んで初めて見せてもらった時の衝撃ったらありませんでした。
あまりにもほしくて、何度も親にせがんだものですが、とうとう買ってもらえることが出来ませんでした・・・。
**曲名はバレリーナに相応しく、「白鳥の湖」です。
30年近くも前のオルゴールですが、デットストック品だったようで、外観も音もとてもキレイです。
バレリーナオルゴールは、最近はよくヤフオクにも出品されていたりもしますが、状態が良いものだと一万円近くも上がったりなんかして、とても私なぞ手の届くシロモノではなくなってしまいました・・・。
でも、やっぱり宝石箱タイプのもほしいんだけどな・・・。
縁があったら。

*女の子と、アヒル君が見詰め合っている、レトロな可愛い絵柄です。
アヒル君のトロ~ンとした目が印象的です。
・・・毎回行く骨董市で、いつもほしいレトロものがかち合ってしまう中年のオジサンとたまたま別な場所で会い、少しお話をする機会があった。
私と同じ、”可愛い系のレトロものを買うオジサン”ということで結構印象に残っていたのだ。
私・・・「いつもいろんなトコロへいらしてるんですか~?」
オジサン・・・「よく、あっちこっちへ時間があれば顔をだしてるよ~♪」
私・・・「いいですね~。私なんか幼児がいたりして、時間がとれなくって行きたくてもなかなか行かれないんですよ~~。」
オジサン・・・「あぁ、僕ひとりモノだから・・・。」・・・・。
しばし、沈黙が流れてしまった・・・。
私も独身の頃は自由に動き回れたものだった。
今はそれはなかなか出来ないが、それはそれで切り替えが出来ているので、結構楽だ。
でも「切り替え」がなかなか難しい。。
自由と不自由は意外と紙一重、ではないのだ。
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